「トランクルームを借りるのって、もったいない?」
使ったことない方は、そう思う方も多いかもしれません。
ですが、うまく使えば無駄なコストを抑えながら、家の収納不足を解消できる強い味方になります。
トランクルームの利用を「もったいない」と感じる原因は、『よくわからない』『使い方や収納計画が不十分』というケースが多いんです。
本記事では、トランクルームをただ借りるだけでなく、生活スタイルや保管ニーズに合わせて賢く使う方法を徹底解説します。
- 家賃とトランクルームを金額で比較
- 注意すべき3つのパターンを知る
- 《思い入れ × 使用頻度》で検討できる
無駄な出費を避けながら生活スペースを最大限に活用できます。
「もったいない」→「試してみる」へ
トランクルームを賢く使う生活を始めたい方は、ぜひ最後までチェックしてください。
こちらのサイトから全国のトランクルームが検索できます。

「トランクルームはもったいない」を解消する

「トランクルームを借りるなんてもったいない!」と思う方は少なくありません。
確かに、必要以上のスペースを借りると、ただの《荷物置き場》にしてしまい余計な出費につながることも。
家賃とライフスタイルを比較すると、むしろコストを抑えながら生活スペースを広く快適に使えるケースも多い
ここでは、トランクルームがもったいないのか? それとも賢いのか? を整理していきます。
家賃と比較すると“安く広く”なる理由
東京など都市部では、たった1帖分、つまり畳1枚分(約1.6㎡)広くなるだけで、家賃が月額5,000〜10,000円アップするのが一般的です。
さらに人気エリアでは、1Kから1DKへ移るだけで家賃が2〜3万円も上がるケースも珍しくありません。
一方、トランクルームなら1帖あたり月5,000円〜1万円程度で借りられるため、同じ費用でも広い家を借りるよりお得になります。
たとえば、
- リビングを1帖分広げる場合:家賃60,000円+1万円で広い部屋に引っ越す
- トランクルームで1帖分を借りる場合:月8,000円で荷物は安全に預けられる
2つを比較すると、トランクルームを使った方が初期費用・更新料などの負担も少なく、経済的であることがわかります。
- 費用面のメリット:引っ越しには敷金・礼金・仲介手数料がかかる。
- 生活空間を広げるという視点:予算を抑えながら今より広い部屋に。
- 「もったいない」のハードルを下げる:「収納の外部化」という視点=スペースが広がる。
クローゼットに収まりきらない衣類や本が寝室の隅に積まれていたり、冬にはヒーター|夏にはサーキュレーターが・・・
もし、これらの荷物を外に預けて部屋を広く使えるようになれば、暮らしも快適になるはずです。
トランクルーム利用で失敗しやすいケース
トランクルームは便利な一方で、使い方によっては“もったいない使い方に陥りがち。
たとえば、
- 処分すべき不用品を面倒だからと、トランクルームに預ける。
- 頻繁に使う荷物を遠方のトランクルームに預ける。
- 預けたことを忘れて同じものを二重購入してしまう。
このようなケースでは「収納=節約」のはずが、逆に余計な出費につながってしまいます。
一時保管ならお得!活用シーン3選
トランクルームは長期利用だけでなく、短期間の「一時保管」にも便利でお得に使えます。
- 実家の片付けやリフォーム時の一時保管→家具や本などを仮置きし、作業スペースを確保できる
- 引っ越し前後の荷物整理→引っ越し時にすぐ使わない荷物を一時的に保管することで、コストを抑えられる
- 衣替えや季節家電の保管→クローゼットや部屋のスペースがすっきり
短期間の利用でも自宅を広く使え、余計な収納家具を買わずに済むのは大きなメリットです。
【料金シミュレーション】家に収納 vs トランクルーム

家族の服などが増えて収納スペースを確保したいとき3つの選択肢があります。
- 「断捨離する」
- 「トランクルームを利用」
- 「広い家に引っ越す」
収納スペースを確保する場合、1番効果的なのは断捨離です。
「知らず知らずのうちにモノが増える・・・」
わかります。
家族がいる方やお子さんが大きくなると、衣類や遊び道具や趣味のアイテム、思い出の品は増えていきます。
「子どもの成長と一緒に荷物も成長する」
多くの方は「もっと広い家に引っ越すべきか」と考えがちですが、実はその前にトランクルームを検討するのも一つの方法です。
引っ越しは家賃の負担が増えるだけでなく、生活環境や通勤・通学にも影響が出る大きな決断になります。
一方で、トランクルームなら今の生活スタイルのまま“必要な分だけスペースを足す”ことができるため、負担も少なく柔軟に対応できます。
では、トランクルームの料金を東京の家賃相場と比較していきます。
東京の家賃相場とトランクルーム相場を比較
東京都心のワンルームや1Kは、1帖広くなるだけで月5,000〜15,000円程度の家賃アップが一般的です。
たとえば、1K(20㎡前後)から1DKや1LDKに住み替えると、月2万〜3万円の負担増になるケースも珍しくありません。
一方、トランクルームの相場はどうでしょうか?
- 屋内型トランクルーム(1帖):月6,000〜12,000円
- 屋外コンテナ型(1帖):月4,000〜8,000円
つまり「収納スペースを増やすだけのために家を広げる」のは非効率で、トランクルームを利用した方が圧倒的にコスパが良いという結果になります。
2帖を借りた場合の実際のコスト
対象 | 月額コスト(目安) |
---|---|
家賃アップ(2帖) | 10,000〜30,000円増し |
屋外型トランクルーム | 6,000〜15,000円 |
屋内型トランクルーム | 12,000〜25,000円 |
この比較からもわかるように、屋外型トランクルームは家賃を上げるよりも圧倒的にリーズナブル。
屋内型の場合でも、家賃アップと同等かそれ以下に収まることも多く、空調やセキュリティ管理も整っており安心して預けられます。
- 屋内型トランクルーム=ほぼ家賃アップと同等の費用
- 屋外型トランクルーム=家賃を上げるより安い
《結論》収納を理由に引っ越すのはコスパが悪く、トランクルームを利用した方がはるかに合理的。
特に「短期利用」や「季節ものの保管」には、トランクルームの方が断然効率的な選択肢といえるでしょう。
トランクルームの短期利用はこちらの記事で解説
▶《一時保管で引っ越しがラクに!》ファミリー向け短期トランクルーム料金解説
こんな人にはおすすめできない!注意すべき3パターン

トランクルームは暮らしを助ける便利な収納ですが、次のタイプに当てはまる方は注意が必要です。
不用品置き場”にしてしまう人
片づけが面倒だから「とりあえずそこに置いておこう」と思って置いたら1カ月経っていた。
「いつかは使うだろう」とトランクルームにとりあえずしまう。
- とりあえずはいつまで?
- いつかはいつやってくる?
トランクルームは必要だけど今は使わないものをしまう場所。
トランクルームがただの不用品の置き場にならないように、しまっておく期限を決めたり必ず使う予定のものを入れておきましょう
家賃の計算そっちのけで“契約してから考える人”
「安いから借りちゃえ!」と勢いで契約するのは失敗のもと。
月額料金が安いというだけで契約すると、「あれ、これ家賃アップと変わらなくない?」というケースもあります。
大事なのは利用目的とコストの総額を事前にシミュレーションすること。
請求されてから気付くでは、旅行に出発してから「行き先どこだっけ?」と地図を開くようなものです。
初期費用込みの料金比較はこちらの記事で行っているので参考にしてください。
▶「トランクルーム初期費用込みの料金比較」総額・条件をスッキリ比較!
出し入れのたびに小旅行してる人
小旅行というと言いすぎかもしれませんが、トランクルームは近ければ近いほど便利です。
にもかかわらず、距離と料金を天秤にかけ、残念ながら金額で選ぶ方も多いんです。
自宅からトランクルームまで片道30分もかけて荷物を取りに行くのは、もはや“週末小旅行”・・・
そのうち面倒になり、使わなくなるのがオチです。
使い勝手を考えれば、頻繁に出し入れする荷物は自宅内に置く方がはるかに効率的。
ですが、近くに理想のトランクルームがない場合は、宅配型も一つの選択肢です。
宅配型トランクルームは、玄関先から収納が完結する便利なサービスです。
荷物を箱に詰めて送るだけで預けられ、月額330円から利用可能。
車がない方や高齢者、忙しい人でも気軽に使えるのが大きな魅力です。
▶【2025年】宅配型トランクルームの料金比較と選び方徹底ガイド
《思い入れ × 使用頻度》トランクルーム検討表

実際にトランクルーム利用を考えたとき、預けるべきか手放すか…迷う方は多いと思います。
たとえば、「服であれば今シーズン着なければ処分してしまいしょう」
というよく言いますよね。
では、思い入れがある服はどうでしょうか?
1年に数回しか使わないキャンプ用品は預けるべき?
このような預けるか迷った時は「思い入れ × 使用頻度」で仕分けると、感情と実用性の両面から、トランクルームを使うべきか判断できます。

【ステップ1】預けたいモノをリストアップ
衣替えの季節や季節的に使わなくなる家電、趣味のゴルフバックや楽器など、日常生活では使わないモノは、捨てるのではなく保管してしまいましょう。
モノが多いと生活スペースも狭くなります。
「最近なんとなくイライラするなぁ~」
こんな時は預けるサインかもしれませんよ
→まずは預けたいモノをリストアップしましょう。
【ステップ2】《思い入れ × 使用頻度》で判断
アイテムの思い入れと使用頻度でトランクルームを利用するか判断します。
たとえば、アウトドア用品は普段使わないけど、思い出作りのアイテムです。
👉 使用頻度は低いが、年に数回は使うアウトドア用品、クリスマスツリーは自宅での収納に困るならトランクルームへ。
👉数年使ってない スーツケース、押し入れの奥で眠ってる滅多に使わない 布団セットは思い切って処分してもよいかもしれません。
【ステップ3】トランクルームのサイズ選び
実際に預けるものが決まったらトランクルームのサイズ選び。
各サービスの公式サイトには、荷物量に応じて「どのサイズを借りれば良いか」を確認できるページがあります。
各サイトでのシュミレーションは無料。
預けたいモノにチェックすると簡単に借りるべきサイズがわかります。
【ステップ4】トランクルームのタイプを選ぶ
預けるサイズや預けるモノによって、3つのタイプから選びます。
- 屋外型コンテナボックス→屋外型は「広さ」「車横付け」「低コスト」が魅力
- 屋内型トランクルーム→屋内型は「空調」「セキュリティ」が魅力
- 宅配型トランクルーム→宅配型は自宅で完結する利便性が魅力
それぞれのタイプによってメリット|デメリットがあるので預けるアイテムで選びましょう。
この《4ステップ》を使ってトランクルームを「もったいない」→「試してみる」へ
全国のトランクルーム探しはこちらのサイトからどうぞ

トランクルームの比較・検索サイト「JAPANトランクルーム」
まとめ:「もったいない」ではなく“賢い選択”をしよう

この記事では家賃と料金相場の比較や、利用する際の注意点、トランクルームを利用するべきかの判断基準を解説しました。
トランクルーム一度も使ったことがない方は、「借りるなんてもったいない」とつい思いがちです。
トランクルームはタダではありませんが、部屋を広く使え引っ越す必要もなくなり、部屋とおサイフに余裕が生まれ心も軽くなるはずです。
大切なのは「自分の生活にどう取り入れるか」
「いきなり1帖などの大きなサイズはハードル高いよ」という方は、まずは小さなサイズや宅配タイプを体験するのもおすすめです。
宅配型は、段ボール1つから月額330円で預けられます。忙しい方や車がない方、高齢者でも利用しやすいです。
- サイズ
- 対応エリア
- 取り出し預入料金
- 最短利用期間
宅配型はこちらの記事で解説しているので興味ある方はチェックしてみてください。
▶【2025年】宅配型トランクルームの料金比較と選び方徹底ガイド
ではまた
宅配型の中でもAZUKELは月額330円~とはじめて利用する方も気軽に利用できます。
AZUKELの特長
- AZUKELは初期費用0円
- 月額330円(税込)
- 預け入れ配送料0円
- スマホで管理
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