【2025年】屋内型トランクルームの料金相場と選び方徹底ガイド

おサイフにやさしいトランク探し

「屋内型と屋外型、どっちが安心で経済的なの?」

トランクルーム選びで多くの方が抱く悩みです。

特に、「カビやホコリで大切な衣類やコレクションが傷むのでは?」という不安は切実でしょう。

  • 屋外型には温度・湿度の管理がなく、気候に左右されるリスクがあります
  • 屋内型は空調・除湿・電子ロック・監視カメラなど、保管環境がいい。

もちろん、東京での相場は6,000~23,000円/1帖と屋外型より高めですが、「安心という価値」を購入すると思えば納得感があります。

この記事のポイント
  • 都心・郊外・地方別の料金相場がまるわかり
  • 屋内型トランクルームのメリット・デメリットを初心者向けに解説
  • 初期費用の内訳とキャンペーン情報も網羅
  • 用途別で屋内型を選ぶべきか迷わない

この記事は、料金の高い・安いではなく、屋内型と屋外型どちらが必要か判断する際の参考になります。
最後まで読んでトランクルーム選びの参考にしてくださいね。

屋内型トランクルームを選ぶ理由

屋外型は料金が手頃な反面、気温や湿度の影響を受けすいモノを長期保管するには不安が残ります。

トランクルーム選びで大事なことは、価格より保管環境とセキュリティ。

屋内型は、以下のような荷物も安心です。

  • 季節ものの衣類(カビ対策が重要)
  • 写真・アルバム・書籍(紙類は湿気に弱い)
  • 精密機器や家電(高温・低温に注意)
  • 子どもの思い出グッズ(ぬいぐるみや工作など)

もし価格面で屋外タイプと悩まれている方は、預けるモノを検討する。

例えば温度などに左右されないモノは屋内型に預けて費用を抑え、温度管理などが必要なモノを自宅で保管すると、費用を抑えるという考え方はいかがでしょうか。

【屋外型と比較】知っておくべき屋内型の特徴

特徴屋内型屋外型
温度・湿度管理◎ 空調・除湿あり△ 自然環境に影響されやすい
セキュリティ◎ 電子ロック・監視カメラ△ 鍵のみ・カメラなしも多い
衛生面◎ ホコリ・虫の侵入が少ない△ 開放型のため不安あり
費用△ 高め◎ 安価で借りやすい

屋外型との最大限の違いは、設備面が整えられており空調設備や除湿が整っている点。

また管理人が常駐しているタイプや、エレベーターや台車貸出、駐車場付きなど利便性にも配慮されている場合も多いです。

反面費用面でどうしても高めになってしまうのは仕方ないところかもしれません。

「どんな荷物に向いている?」セキュリティ&空調完備で安心

屋内型の魅力は、温度・湿度管理とセキュリティ面の安心感です。

  • カビやサビ、楽器の高温による劣化を防ぐ
  • 電子ロックや監視カメラで貴重品でも安全
  • 常駐スタッフがいることで、女性が夜間でも安心して利用できる

このように高温・多湿・ホコリ”がNGなモノは屋内型一択です。

メリットが多い分、料金が高めになるのは必然でしょう。

屋内型トランクルームのメリット・デメリット

屋内型の代表的なメリットとデメリットをまとめると・・・

メリット

  • 空調・除湿管理が完備 
  • セキュリティで安心
  • ホコリ・虫の侵入が少ない
  • ビルイン型で清潔感あり

デメリット

  • 料金が割高
  • 大型荷物の保管には不向き
  • 車の横付けができない場合あり

メリット:屋内型トランクルームは安心に料金を払う

屋内型はビルインタイプが多く、空調設備や除湿設備が整っています。

電子ロックや監視カメラなどの防犯システムも完備されており、ホコリや虫の侵入リスクも少なく、荷物を清潔に保てます。

カビに弱い思い出のアルバム(昔の写真はデジタルで保管していない)や精密機器や楽器は高額でセキュリティ設定面も心配。

料金がかからないから屋外型に預けてみた。

でも 結局写真がカビていた。

ギターのネックがそっていた。

では何のために預けたのでしょうか・・・・

デリケートなモノを預ける時は、多少コストがかかっても屋内型を選ぶ価値は十分にあります

デメリット:価格が高いのは否めない

屋内型は設備やセキュリティが充実している分、月額料金が高めなのが一般的。

また、大型サイズが少なく、大きな荷物や一括収納には不向きです。

加えて、ビル内の上階などに設置されていることも多いため、車を横付けして搬入するには不便を感じる場合があります。

※その代わり荷台の貸し出しやエレベーター付きの施設も多い


料金面では、月額6,000円前後〜スタートする屋内型に比べて、屋外型なら同じ広さでも3,000円台で借りられることがあります。

コストがかかってでも安心して預けたい場合は、屋内型を検討してみましょう。

その際、預ける前に借りたいサイズに、収まるか計画を立ることをおすすめします。

屋内型トランクルームの料金相場

「屋内型は高いんですよね・・・」

「じゃあ利用止めようかな・・」

ちょっと待ってください。

たしかに屋内型は料金はやや高めです。

しかし、「預けるモノの価格」や「管理の手間」を考えると一概にコスパは悪とは言い切れません。

月額利用料の目安(東京23区の場合)

広さ屋内型月額相場屋外型月額相場特徴
0.5帖(クローゼット程度)約5,000~12,000円約3,000~6,000円衣類・書類・趣味用品に最適
1帖(押し入れ1つ分)約8,000~20,000円約5,000~10,000円季節家電や大きめ荷物もOK
2帖以上(タンス・家電ごと)15,000円〜30,000円超約8,000~15,000円まとめて長期保管向け

例えば、こちらは都内の屋外型と比較した相場ですが、屋外型でも0.5帖~1帖タイプでは屋外型より安い場合もあります。

この価格差は場所に大きく左右されますが、頻繁に出し入れしなければ、場所より値段をとってもいいかもしれませんよ。

※地域・サービス・設備によって価格差あり。都市部はやや高め、郊外は割安傾向。

郊外や地方の料金傾向

地域屋内型月額相場(1帖あたり)屋外型月額相場(1帖あたり)備考
東京23区約8,000~20,000円約5,000~10,000円利便性・設備充実で高め
東京近郊
埼玉
千葉
神奈川
約6,000~15,000円約3,000~7,000円駅遠・車アクセス良好で少し割安
地方都市
仙台
名古屋
大阪
福岡
約5,000~12,000円約2,500~6,000円地価が安く、料金が抑えられている
地方郊外・その他地方約4,000~10,000円約2,000~5,000円さらにリーズナブルだが施設数は限定的

表を見ると地域によってだいぶ差があることがわかります。

東京23区の屋内型は設備が充実している分、1帖あたり月8,000〜20,000円と高め。

一方、郊外や地方では地価が低いため料金も安く、屋内型で5,000〜12,000円が目安になります。

屋外型は東京でも郊外でも月3,000〜7,000円と比較的リーズナブルですが、設備やセキュリティは屋内型ほどではありません。

料金と設備のバランスも大事ですが、頻繁に出し入れしなければ、多少遠くてもコスト優先する。

劣化しないキャンプ用品などは利用の頻度を考えて遠くを利用。

週末に楽器の練習するなら都内のスタジオ近くが便利など、自分の収納ニーズと利用場所に合ったタイプを選ぶことが大切です。

初期費用の内訳と月額コストを賢く抑える方法

借りたい場所やサイズ感が決まったら物件探しですが、トランクルームの料金は初期費用が存在します。

月額料金が安くてもトータル費用が高くなっては意味ないですよね。

まずは初期費用の内容をサービス別に見ていきましょう。

初期費用(敷金・鍵代・事務手数料)の相場

サービス名敷金・保証金事務手数料鍵代その他費用備考
キュラーズなしなしなし管理費2,200円/月初期費用は日割使用料+管理費
ハローストレージなし月額利用料の1ヶ月分3,300円管理費2,200円/月保証委託料が必要な場合あり
加瀬のレンタルボックスなし5,500円2,200円管理費1,100円/月保証金不要
オレンジコンテナなし5,500円1,100~3,300円管理費1,100円/月保証金不要
スペースプラスなし5,500円2,200円管理費1,100円/月保証金不要

事務手数料は月額利用料の1ヶ月分または5,500円ほど。

鍵代は1,100~3,300円程度、管理費は毎月1,100~2,200円程度が一般的です。

この他にも管理費、共益費がかかったり、数ヶ月分の月額料金を前払いするケースもあるので最新情報をチェックしましょう。

※今回取り上げたサービスは敷金・保証金は不要ですが、物件によって違う場合もあるので目安として覚えておきましょう

キャンペーン活用やサイズ調整で初期費用を節約

サービス名キャンペーン内容適用条件・期間備考
キュラーズ5ヶ月間30%割引
JAF等の提携割引
周年記念キャンペーン
新規契約者対象
不定期開催
プレゼント企画も過去に実施
ハローストレージ初期費用500円引き(Web限定)
6ヶ月賃料半額
事務手数料0円等
Web申込、物件ごとに内容・期間異なる全国の約2/3物件で実施
加瀬のレンタルボックス2~12ヶ月賃料半額
2~3ヶ月90%オフなど
新規契約者対象、物件ごとに異なる契約期間の縛りなし
オレンジコンテナ賃料3ヶ月半
夏トクキャンペーン
2025年7月11日まで開催中一部対象外物件あり

主要なトランクルームサービスの最新キャンペーン情報を表にまとめました。

キャンペーン内容・期間は物件・時期ごとに異なりますが、賃料半額や初期費用無料など、各社で大幅割引や特典が多数実施されています。

申込前に公式サイトや問い合わせで最新情報を確認してください。

また、広さを見直すこともコスト削減には効果的です。

必要最低限のスペースを選べば、月額料金+敷金や保証金も比例して少なくなります。

収納するモノのサイズや何を預けて何を自宅に保管するのか、利用期間も含めをしっかり計画しておくことも賢い選択です。

屋外型との料金比較|本当におトク?どちらを選ぶべき?

屋内型は料金が高めですが、保管するモノや使い方によっては「屋内型の方が結果的にコスパがいいと感じられるケースも少なくありません。

屋外型より高い料金に納得できるか?

屋内型トランクルームは、月額で屋外型の約2倍かかるケースもありますが、その差にはしっかりした理由があります。

例えば、お子さんのアルバムがカビがはえてしまったら・・・もとには戻りません。

また、ブランド商品、精密機器や楽器が使えなくなったら・・・修理費用の方が高くついた。

など1万円の月額でも、思い出や高価なアイテムが傷まず残るなら、5,000円の差は安心料として納得できる金額かもしれません。

つまり、「モノをどこまで守りたいか」で選ぶことが重要です。

屋内型を選ぶ理由は用途で考える

屋内型を選ぶ価値は用途で決まります。

具体例
  • アルバム・本・紙製の思い出品
  • 季節ごとの衣類(特にダウンや革素材)
  • ギターなどのビンテージ物は特にデリケート
  • サックスなどの金属製の楽器
  • 高額で場所をとる季節家電
  • コレクション(フィギュア・レコードなど)

これらは一度ダメになったら元に戻せません。

トランクルームは預けるモノに合わせて、ベストな選択しましょう。

契約前にチェック!屋内型トランクルーム費用チェックリスト

契約前には必ず総額を確認しておきましょう。

屋内型は屋外型に比べ、初期費用や付帯費用が多く発生することがあります。

例えば、月額8,000円で契約しても、契約初月に敷金2ヶ月・鍵代・保証料などで3万円近くかかるケースもあります。

また、日割り計算やキャンペーンも契約前に確認しておかないと損してしまうことも・・・

主な費用を一覧にしたので契約前のチェックにお使いください。

項目チェックポイント
✅ 月額利用料1帖あたり6,000〜23,000円が目安(東京23区)。必ず「管理費込みかどうか」を確認。
✅ 管理費・共益費月額利用料と別に毎月かかる場合あり。月額合計としていくらになるかを確認。
✅ 初期費用の総額以下の費用をまとめて確認:事務手数料/初月・翌月分の使用料/保証金・敷金・礼金/鍵代・カード発行料/セキュリティ登録料など。総額は「月額の1〜3か月分」が目安。
✅ 保険・補償料火災・盗難などに備えた保険が義務の場合あり。任意加入か、保険料の月額・年額も要チェック。
✅ 支払い方法と手数料クレジットカード/口座振替/現金など。支払方法によって事務手数料がかかる場合もあるので注意。
✅ キャンペーン適用条件「初月無料」や「手数料0円」などの特典は適用条件に注意(例:最低利用期間の縛りなど)。
✅ 日割り契約の可否月途中の契約で「日割り請求」になるかを確認。ならない場合は損しやすい。
✅ 解約時の費用解約手数料や、最低契約期間中の違約金など。原状回復費用が別途発生するケースも。

見落としがちな費用項目を「事前にぜんぶ洗い出す」ことが、トランクルーム選びの成功ポイント。

契約後に「こんなはずじゃなかった…」とならないために、このチェックリストを活用して、自分に合った屋内型トランクルームを見極めましょう。

トランクルームの初期費用についてはこちらの記事を参考にしてください。

「トランクルーム初期費用込みの料金比較」総額・条件をスッキリ比較!

まとめ:大切なモノを守るなら「屋内型トランクルーム」

屋内型トランクルームの料金は「少し高い」と感じるかもしれませんが、大切なモノこそ環境を選んで預けるべきです

設備が整っているからこそ、「一度ダメになったら戻らない大切なモノ」を安心して預けることができます。

長い目で「劣化しない」ということは、修理の費用が掛からない。結果として価値は、月額の数千円以上のとなるかもしれません。

まずは預けたいモノをリスト化し、必要なサイズと場所を絞ることから始めてみてください。

もし今回の記事があなたのお役に立てたなら、SNSでシェアしていただけるととても嬉しいです。

ではまた

トランクルームの基本を知りたい方はこちらの記事をどうぞ

トランクルームの料金体系の基本|月額・初期費用・追加費用をやさしく解説

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