トランクルームを使ってみたいけど、「月額以外にもお金がかかって焦った」
そんな失敗は誰だってしたくないですよね。だからこそ、トランクルームの料金体系をしっかり知ることが大切なんです。
実は、トランクルームの料金体系は一見シンプルそうで、契約時や利用中に思わぬ費用がかかることもあるんです。
- 月額料金の相場
- 初期費用の内訳
- 追加費用の注意点
- よくある料金トラブルと回避策
- 主要トランクルーム業者の料金比較
- 料金以外に見るべきチェックポイント
この記事では、初めての方でもわかるように、月々の利用料はもちろん、契約時にかかる費用や思わぬ追加料金についても、比較表を交えてわかりやすく紹介します。
トランクルームとは?|収納スペースを借りられる便利なサービス

トランクルームとは、自宅に収まりきらない荷物や季節物、趣味用品などを預けられるレンタル収納スペースです。
最近では、まるで高級ホテルのように空調管理がされた屋内型や、コンテナ型の屋外タイプ、自宅から送るだけで完了する宅配型まで、バリエーション豊か。荷物の個性やあなたのライフスタイルに合わせて選べます。
たとえば、「引っ越し直前で部屋がダンボールのだらけ」「断捨離したいけど思い出の品は捨てられない…」「リビングまで趣味のアイテムが侵食!」そんな時は、トランクルームの出番です。
トランクルームは、荷物を預ける場所である以上に、心と空間に“ゆとり”を取り戻すため場所、家の中がすっきりすれば、毎日の気分も軽やかになるはずです。
月額料金の相場|サイズと立地でここまで違う!

「トランクルームの月額料金って、どれくらい?」
……そう思った方多いと思います。
というのも、料金は「広さ」と「立地」で大きく変わるからです。
たとえるなら、ワンルームマンションの家賃が都心と郊外でまったく違うようなもの。
- 都心にある空調完備の屋内型(1〜2畳)なら、月1万円〜1万5千円前後
- 郊外の屋外型コンテナ(同じくらいのサイズ)なら、月3,000円〜8,000円程度 ということも。
さらに、同じ広さでも「新築」「セキュリティ完備」「24時間利用OK」などのオプションがあると、料金はポンっと跳ね上がります。
つまり、「何を」「どこで」「どれくらい」預けたいかによって、最適な料金も変わるということ。
無理なく続けられる価格かどうかを見極めるには、まずは月額3,000円〜15,000円の範囲で予算感を持つのがポイントです。
月額料金の目安
タイプ | サイズ目安 | 月額相場(郊外) | 月額相場(都市部) |
---|---|---|---|
屋内型(空調あり) | 1.0~2.0帖 | 5,500〜8,000円 | 7,000〜16,000円 |
屋内型(空調なし) | 1.0~2.0帖 | 4,000〜7,000円 | 5,000〜12,000円 |
屋外型 | 1.0~2.0帖 | 3,000〜6,000円 | 4,000〜12,000円 |
初期費用の内訳|契約時にかかる費用とは?

「月額料金はわかった。でも契約時って、他に何かかかるの?」
トランクルームをスムーズに利用するには、月額料金のほかに必要な“初期費用”を知っておくことが大切です。
トランクルームは契約時には、月額料金のほかに以下のような初期費用が発生します
費用項目 | 内容 | 相場 |
---|---|---|
契約手数料 | 事務手続きや仲介料など | 月額費用の1ヶ月分 |
保証金・敷金 | トラブル防止のための預かり金 | 0〜1ヶ月分 |
鍵・カード発行料 | セキュリティキーなどの発行費用 | 1,000〜3,000円 |
管理費 | 施設の維持管理のための月額費用 | 500〜1,000円/月 |
任意保険 | 火災・盗難に備えた保険料(任意) | 500〜1,000円/月 |
追加費用の注意点|見落とすと損するコストとは

「月額も初期費用もチェックしたし、これでバッチリ!」
……ちょっと待ってください。実はトランクルームには、見落としがちな“追加コストが潜んでいることもあるんです。
たとえるなら、カフェで「コーヒーください」と言ったら、あとから「席料とミルク代がかかります」と言われたような気分。
そんな思いをしないために、以下のような項目も確認しておきましょう。
費用項目 | 内容 | 注意すること |
---|---|---|
追加保管料 | 荷物がスペースを超えたときの追加料金 | 無断で荷物を増やすと、ペナルティがあることも |
鍵の再発行費 | 鍵やカードをなくしたときの費用 | 数千円かかることがある(例:5,000円くらい) |
更新手数料 | 契約を更新するときにかかる費用 | 長く使うと忘れやすい。だいたい月額の半月~1ヶ月分 |
解約違約金 | 最低利用期間内にやめると請求されることも | 契約書をよく確認する。割引を使ったときは特に注意 |
解約時クリーニング代・原状回復費用 | 使い終わったあとに掃除や修理でかかる費用 | 3,000円~8,000円くらい。壊したり汚したりすると増えることも |
遅延金・督促料 | 支払いが遅れたときにかかる費用 | 支払いが遅れると信用に悪い影響があることも |
保険・補償内容 | 火事や盗難に備えた保険の内容 | 補償の範囲や金額を事前に確認。入るかどうかは自由 |
料金改定の可能性 | 物価や税金の変化で料金が変わることも | 契約中に料金が変わることがあるので、契約書をよく見る |
よくある料金トラブルと回避策

「こんなはずじゃなかったのに…」
トランクルームの契約後、そんな声の多くは料金トラブル。
月額や初期費用は確認していても、細かな条件の見落としが思わぬ出費につながることもあります。
よくあるトラブル例と対処法
トラブルの内容 | 防ぐためにできること |
---|---|
思ったより初期費用が高い | 契約前に「初期費用」をもらって確認 |
荷物が入りきらずサイズ変更 | 荷物の量や大きさを、事前に測ってから契約する |
月額が徐々に値上がりした | 「値上がりすることがあるか?」を契約書を確認 |
支払いが遅れて、罰金や荷物を処分された | 自動引き落としを利用し、残高不足にならないように |
契約の内容をよく見ずに、あとで追加のお金がかかった | 契約書をよく読み、不明点は事前に運営会社に質問する |
警備や電気代などがよく分からない | 契約する前に「どこまで自己負担か」を会社に確認 |
解約するときにクリーニング代がかかった | やめるときにどんなお金がかかるか、先にちゃんと聞いておく |
- 契約前に「利用規約」を隅までチェック
- わからないことは一度問い合わせてしまおう
- 月額以外にかかるお金”を紙に書き出してみる
主要トランクルームの料金比較
「トランクルームって、結局どこが一番いいの?」
実は、トランクルームはサービスごとに強みや特徴が異なるため、“値段だけ”で選ぶと後悔することもあるんです。
東京都内で知名度・店舗数ともに高い主要5社をピックアップし、1帖(約1.6㎡)サイズの月額料金の目安で比較します。
会社名 | 月額料金目安(1帖) | 初期費用 | 特徴・補足 | 公式サイト |
---|---|---|---|---|
ハローストレージ | 5,000~13,000円 | 月額1ヶ月分+事務手数料等 | 全国展開・屋内外型・設備充実 | 公式サイト |
キュラーズ | 7,000~15,000円 | 月額1ヶ月分+事務手数料等 | 都市部中心・空調完備・24時間利用可 | 公式サイト |
スペラボ | 5,000~8,000円 | 月額1ヶ月分+事務手数料等 | 屋内型・空調完備・キャンペーン豊富 | 公式サイト |
加瀬のレンタルボックス | 3,000~8,000円 | 月額1ヶ月分+事務手数料等 | 屋外型中心・格安プランが多い | 公式サイト |
イナバボックス | 4,000~9,000円 | 月額1ヶ月分+事務手数料等 | 屋外型中心・1ヶ月から利用可 | 公式サイト |
料金以外に見るべきチェックポイント

「とにかく安いところがいい!」となりがちですが、トランクルーム選びは“値段”だけで決めると、あとで後悔することもあります。
後で後悔しないように料金以外もチェックしておきましょう。
- 立地・アクセス:仕事帰りに寄れる場所か? 車で運べるか?
- 空調・湿度管理:衣類や本、精密機器などを預けるならマスト。
- セキュリティ体制:監視カメラや鍵の管理はしっかりしてる?
- 利用時間の制限:24時間OK? 夜間や早朝は入れる?
- スタッフの対応:困ったとき、ちゃんと連絡がつく運営か?
- 清掃やメンテナンス:虫やカビのトラブル、ちゃんと防げてる?
まとめ|料金体系を知れば、トランクルーム選びで失敗しない!

トランクルームの料金には、大きく以下の要素があります。
- 月額料金はサイズや場所で変わる
- 初期費用は「入会金」や「事務手数料」に注目
- 追加費用や値上げリスクもチェック
- 料金以外の条件(アクセス・空調・セキュリティ)も忘れずに
あなたの大切なモノを預ける場所だからこそ、安心して任せられる場所を選びたい。
料金体系を理解すれば、無駄な出費に悩まされることなく、あなたの大切な荷物も心もすっきり。
モノを預けて、心にゆとりを。
あなたらしい暮らしをここからはじめてみませんか?
ではまた
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