「とりあえず借りてみたけど…なんか思ってたより高いし、不便かも?」
そんな声、実は少なくありません。
トランクルームを長期間利用する時、契約前に知っておくべきポイントがあります。
契約期間の落とし穴、料金の仕組み、屋内型か屋外型どちらが良いか?
根本的に悩んでいる方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、何も考えずに「とりあえず借りた」は、実は一番危ない選択肢なんです(笑)
この記事では、トランクルームの長期利用に焦点をあてた失敗しない選び方を解説します。
「知ってから借りる」で、後悔しないトランクルーム生活を!
この記事が参考になった方は、ぜひコメントで教えてくださいね。
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そのトランクルーム、なんとなくで借りてませんか?

自宅に捨てられないモノがあり過ぎる。
夏だけ使うキャンプ道具やゴルフバッグ、そしてスノーボード。
ただでさえ”ウチ”は狭いのに何とかして!!!
こんなことを言われ肩身がせまい方も多いかもしれません。
ですが、とりあえず借りてみようでは、思いもよらない費用が発生する場合もあります。
利用期間の確認をしないでなんとなく借りてみたら・・・
サービスにもよりますが、一般的なトランクルームは1カ月から借りることが出来ます。
長期利用では、3カ月で賃料半額や、12ヶ月以上の契約で3~6カ月賃料半額になるなど様々。
ですが、割引があると言ってとりあえず借りてみようは考えものです。
たとえば、最低利用期間中は解約できませんし、早期取り出し料金がある場合は、期間内では取り出しの際追加料金が発生します。
- 更新・解約手続きと申請期限をチェック
- 管理費用|補償額の確認
- 最低利用期間のチェック
トランクルームは、とりあえず借りてみようでは思っていない料金が発生する場合があります。
だからこそ、長期利用前提で「トータルで考えてから借りる」ことが失敗を防ぐ鍵です。
契約期間や料金体系のチェックポイント
トランクルームの契約期間は数ヶ月~数年~になる場合もあります。
特に長期契約をする際は、月額料金以外に初期費用・更新料・解約手数料・保険料などがサービスにより様々。
結果、長期的に見ると総額で1.5倍〜2倍になるケースもあります。
月額料金以外の主な費用はこちら↓
- 事務手数料: 契約手続きにかかる費用
- 敷金・礼金: 賃料先払い2か月分~
- 鍵代: 鍵やカード発行手数料|3000円~
- 当月・翌月分の使用料: 数ヶ月分の月額料金を前払いするケースも
- 管理費・共益費: 月額料金とは別に毎月発生する管理費用|2000円~
- 保険料やメンテナンス料:保険は任意のサービスもある
このように月額料金のほかに様々な費用がかかります。

また安く借りても自宅から遠いと、移動時間も馬鹿になりません。
せっかくな安く借りた意味もなくなります。
長期利用でなくても、総合コストと場所で選ぶのが鉄則です。
どのサイズが適切かわからない
トランクルームを検討する方は
- 「今の荷物に対してどの広さがベストなのか」
- 「将来的に荷物が増減するかも」
と不安な方も多いかもしれません。
サイズ選びを間違えてスペース不足になったり、スペースが余って無駄な出費になったりするかもしれません。
荷物とスペースの広さで迷ったらこちらを参考にしてみてください。
スペース | 床面積 | 収納の例(目安) |
---|---|---|
ロッカー・0.5畳未満 | 0.8㎡前後 | 空気清浄機|衣類が中心 |
1畳 | 1.6㎡ | 大型家電、自転車、スーツケース |
2畳 | 3.2㎡ | ベッド、小型ソファ、自転車2台 |
3畳 | 4.9㎡ | 大型ソファ、ダイニングテーブルセット |
4畳 | 6.5㎡ | 単身・2人家族の家具・家電 |
6畳 | 9.9㎡ | 3~4人家族分の家財 引越・リフォーム時の一時一括保管 |
自分の荷物量をざっくり把握→収納量の試算→サイズ決定が基本ステップです。
セキュリティ面や保管環境が心配

「長期間保管してもカビない?」「盗難のリスクは?」といったセキュリティ・湿度・温度管理も大事なチェック項目です。
基本的に屋内型は「空調」「セキュリティ面」など優れているが料金高め、屋外型は温度や湿度管理は期待できない分料金がリーズナブルです。
項目 | 屋内型 | 屋外型 |
---|---|---|
空調設備 | ◎ 冷暖房完備 | × 基本なし |
セキュリティ | ◎ 多く設置 | △ サービスによる |
清掃状況 | ○定期清掃・スタッフ巡回 | × 基本なし |
保管環境 | ○ 加湿器あり | × 基本なし |
雨風の影響 | ◎ 室内 | △ 受けやすい |
特に長期保管する場合は、空調面やセキュリティ面などを重視して検討しましょう。
長期利用で損しないために、まず確認すべきこと

長期利用に限らず、“本当に安いのはどこか?”を知るには、契約前によく調べることです。
月額が安く見えても、
「初期費用+更新料+管理費+保険料」= 合計で月1,000〜2,000円の誤差は普通にあります。
〖トータルで考える〗初期費用・解約料にも注意
契約時にかかる初期費用や解約料も、長期利用なら必ず計算に入れるべきです。
月額の他にかかる費用がこんなにある。
費用の種類 | 内容 | 目安・備考 |
契約事務手数料 | 契約手続きにかかる費用 | 月額料金の約1ヶ月分。初回のみ。 |
保証金・敷金 | 未払いやトラブルに備える預かり金 | 月額料金の1か月分~ |
鍵代・カード発行料 | 鍵やカードの発行費用 | 2,000円~ |
管理費・維持費 | 清掃やセキュリティなどの維持管理費 | 月額500円~数千円程度 |
保険料 | 事故や破損に備える保険料 | 月額700円~2,000円程度 |
更新料 | 契約更新時の手数料 | 数千円~数万円 |
解約手数料 | 途中解約にかかる費用 | 契約内容による |
光熱費(空調付き) | 電気代などの実費 | 別途請求される場合がある |
早期取り出し料 | 短期で荷物を取り出す際の手数料 | だいたい3か月未満だと発生 |
月額だけ見て判断したら、「初期費用でさらに5000円以上の差額が」なんてことも・・・
たとえば
- 初期費用に「事務手数料+鍵交換代+保証料」でトータル9,800円。
- 3ヶ月後にやむなく解約 → 解約料が1ヶ月分で計6,000円さらにかかった。
このように特に初月は月額以外に様々な費用が上乗せされます。

月額だけで安易に決めるのは失敗のもと。
「月額×総額=トータル」で比べて初めて本当の価格が見えてきます。
初期費用込みの料金比較記事はこちら
▶「トランクルーム初期費用込みの料金比較」総額・条件をスッキリ比較!
キャンペーンや割引の活用法
「トランクルーム業界では定期的に割引キャンペーンや特典が用意されています。
「初月無料」「半年間半額」「事務手数料0円」などのキャンペーンは、特に長期利用と相性が良いです。
- 継続利用料無料キャンペーン:初月1ヶ月分無料
- 初期費用割引・無料:契約手数料や鍵代などの割引や料金
- 長期利用割引・半額キャンペーン:6ヶ月以上などの長期利用で割引
- 紹介キャンペーン:紹介者・被紹介者双方に特典付与
- オープン記念キャンペーン:新規施設の割引や初期費用割引
- 期間限定割引キャンペーン:季節限定の割引
- 抽選・プレゼントキャンペーン:Amazonギフト券など
キャンペーンをうまく利用すると、6ヶ月間半額(通常6,000円 → 3,000円)となり、半年間で18,000円もお得になる場合も。
複数月分を一括で支払うことで割引になるケースもありますが、予算に余裕があれば検討してみましょう。
〖追加費用がかかるケース〗保険・管理費をチェック
追加費用で小額に見えても、積もると意外と高くなる保険。
保険には任意と強制で加入するタイプがあります。
たとえば
保険料が月額800円だと1年で9,600円
年間9,600円は高いかもしれませんが、保険未加入で100万円の楽器が盗難にあった場合、保険に入っていなければ泣き寝入りしかありません。
特に高価な楽器などをしまう場合は、保険に加入しても良いかもしれません。
※保険料のほかに管理費が別途かかることもあるので要注意です。
トランクルームQ&Aとトラブル回避法

Q1. 屋外型って安いけど、長期利用に向いてる?
A. 向いていません。
湿気・温度変化で荷物が劣化しやすく、特に梅雨〜冬はカビやサビのリスクが高くなります。
長期なら空調付きの屋内型一択です。
Q2. 「安い!」と思って契約したけど、トータル高くなった
A. 初期費用・更新料・管理費など“見えない費用”が多いから。
最初の「月額○円」に惑わされず、契約時に更新料や途中解約などトータルコストで比較をしましょう。
Q3. 除湿剤や防虫剤って必要?
A. 必須です。
特に布製品・家電・紙類などは湿気に弱いです。
長期保管なら、収納時に乾燥+除湿剤+防虫剤セットが基本装備と考えてOK。
Q4. 契約途中でやめたら返金される?
A. 基本、日割り返金はされません。
「月末までの料金は発生」「解約は○日前までに連絡が必要」など、事前確認が大事です。
Q5. 保険や補償ってあるの?
A. 補償の有無や金額はサービスによって違います。
たとえば、ハローストレージでは50万円/室
さらに任意の保険:月額770円~100万円/室となっています。
Q6. 「どのサイズを借りればいいか分からない…」
A. 荷物をざっくりきめてて、公式サイトの「コンテナサイズシミュレーター」を活用しましょう。
Q8. トラブルが起きたとき、対応してくれる?
A. 運営会社によります。
大手や地元で評判の良い業者なら、対応窓口がはっきりしていて安心です。
Q9. 「キャンペーン」ってお得?
A. “かなり得”です。
よくあるのが3か月分無料など。ただし、「◯ヶ月以降に解約で違約金」「初期費用は無料だけど手数料別」など、こまかい条件も必ずチェックしましょう。
Q10. 長期利用者がやっておくべきことは?
A. この3つをやれば安心です
- 1ヶ月〜数ヶ月ごとに中身の確認(湿気・虫)
- 契約内容を定期的に見直し(自動更新など)
- 万が一に備えて、貴重品や重要書類は定期的に確認する
番外編:分からない事があったら・・?
わからない事は契約前に業者さんに確認し、納得の上で利用を始めましょう。
問い合わせはだいたいはメールでも、電話でも受け付けているので安心。
まとめ:トランクルーム長期利用のポイント

「とりあえず借りる」から「ちゃんと選んで借りる」へ。
トランクルームは、月額料金だけを見ていると“思ってたのと違う…”となることも。
特に長期利用するなら、月額以外の出費も要チェックです。
- 初期費用・解約料
- キャンペーンのや割引
- 追加費用
また、屋外型は費用を押さえられますが、湿気・劣化リスクが高く、長期保管には不向きなこともあります。
逆に、屋内型なら空調・セキュリティが整っており、劣化が気になる荷物も安心です。
サイズ選び・保管環境・キャンペーンの活用まで、総合的に「トータルコスト」と「使いやすさ」で選ぶのが、後悔しないコツです。
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ではまた
トランクルームの基本を知ろう!
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