トランクルーム契約する前に知っておきたいこと!
トランクルーム契約には結構な月額費用がかかります。
予想外の費用がかからないように、契約前に知っておきたいことっていろいろあります。
その中でも契約と同じくらい重要なのが解約について。
解約時に思ってもみない費用がかかって、事前に確認しておけばよかった。
という声も少なくありません。
- 解約うえで確認するポイント
- 最短利用期間
- 解約手数料
- 日割り計算の有無
これらはサービスごとに内容も違うので、解約する前もしくは契約時に確認しておくことで思わぬ出費を避けることができます。
また、すでに利用中でも「そろそろ解約したい」と考えている方も、これらの4つのポイントを押さえることで余計な出費を防ぐことができます。
- トランクルーム解約の流れ
- 解約費用の目安
- 契約前に必ず確認したい解約条件
- 実際によくあるトラブル事例
記事の最後には「解約前のチェックリスト」も用意していますので、これから契約する方も、すでに解約を検討している方も、ぜひ参考にしてください。
トランクルーム契約前に、解約時の費用まで確認しておきたい方は、ぜひ最後までチェックしてください。
こちらのサイトから全国のトランクルームが検索できます。

契約前に必ずチェック「解約条件ポイント」
サービス名 | 解約申請 | 最短利用 | 解約申請 →解約まで | 違約金 | 退去時手数料 |
---|---|---|---|---|---|
スペースラボ ![]() | 1ヶ月前 | 2ヶ月 | 3ヶ月後の末日 | 最低利用期間までの利用料金 | 半年未満 → 0.5月 6ヶ月以上 : 1ヶ月分 |
ドッとあ〜る ![]() | 1ヶ月前 | 1ヶ月 | 翌月の月末 | 最短利用期間30日(短期利用可能) | 5,500円 |
ハローストレージ![]() | 1ヶ月前 | 2ヶ月 | 翌月の月末 | なし | 13,200円 安心パック:無料 |
1ヶ月前 | 2ヶ月 | 翌月の月末 | 5,500円 | 5,500円 | |
寺田トランクルーム | 1ヶ月前 | 1ヶ月 | 翌月の月末 | 退去時に1か月分の料金 | 1か月分の料金 |
契約前に最短利用期間や退去時の手数料をチェックしておくことで、想定外の料金の発生を防ぐことができます。
「予定より早く荷物を引き上げることになり、余計な費用まで払うことになった…」とならない為に事前チェックは必須です。
最短利用期間は1か月~3か月
トランクルームの最短利用期間は各サービスごとに異なります。
ほとんどが1か月~3か月以上の契約が必要。
余計な出費を避けるため、荷物を預ける期間にあったサービスを選びましょう。
たとえば、
宅配型では「1か月単位で契約・解約」。
屋外型では「最低3か月〜」
という条件が一般的です。
まずは、利用期間と預けたいモノのリストアップすることで、あなたが利用するべきトランクルームタイプが見つかります。
初期費用が安いサービスほど、最短利用期間を長めに設定している傾向があります。
利用期間と長期利用の場合は費用総額を見て「3か月以上でもコスパが良いか」を確認しておきましょう。
早期解約は追加費用がかかると思っておいた方がいい
早期解約は数千円~数万円がかかると思って間違いありません。
トランクルームの早期解約(契約期間中に途中解約)するとこのような追加費用がかかります。

野外型で解説すると最低利用期間3か月以上が多いです。
たとえば1か月だけ利用して解約すると、残り2か月分の利用料をまとめて請求されたり、「短期解約手数料」として1万円前後かかるケースも。
一方、宅配型は1か月から利用できるサービスが多く、お試しや引っ越しの一時保管に便利です。
契約の前に最短利用期間と利用予定期間を照らし合わせておくことで、予定外の出費を確実に防げます。
宅配型は段ボールでちょっとだけ預けるイメージが強いですが、スペースプラン(サービスによって名称は異なります)はスペース(例:0.1畳など)単位での料金設定がされています。
スペースプランは大きな荷物でも宅配してくれるので、引っ越しや建て替えの、家具の一時保管で利用される方も多いです。
解約手続きはネット限定or書面提出
ほとんどのサービスで、スマホやPCからオンラインでの解約申請が可能です。
一方で、地域密着型や一部サービスでは 書面の解約届 や 電話連絡 が必要な場合もあります。
※書面解約の場合は「解約届を締切日までに必着」させる必要がある点に注意。
- オンライン申請(大手に多い)
- 解約届を郵送(書面契約時など)
- 電話での申請(一部サービスで可能)
基本的にはオンラインで契約はオンラインで解約。書面契約 は 解約届が必要。
プラスアルファで電話で申請できるサービスもある。
※解約方法は契約時にチェックすることをおすすめします。
トランクルーム解約の流れとチェックポイント

解約の流れを確認したら各項目の注意点を解説します。
解約申請は1か月前が一般的
トランクルームを解約は、解約希望日の1か月前までに申請するのが一般的。
解約はオンラインが一般的ですが、電話での対応しているサービスもあります。
※ネットでの解約だと解約できたか不安という方は電話してみるのもありです。
申請が遅れると翌月分の利用料が発生するので、解約予定が決まった時点で早めに申請しましょう。
ただし、それぞれのサービスには最低利用期間が設定されています。
もし、期間を満たしていなければ違約金や解約手数料が別途かかるので注意して下さい。
解約時に原状回復が必要なパターン
解約日までに預けている荷物をすべて搬出し、利用スペースを契約時と同じ「原状回復」の状態に戻す必要があります。
「原状回復」と言っても普通に使っていれば、軽い掃除で終わりで良いでしょう。
問題は契約前との大きな破損や変化です。
- 「壁に穴をあけてしまった」
- 「部屋を大きく汚してしまった」
程度にもよりますが、このような大きな破損や変化があった場合は、トラブルのないようにあらかじめ連絡しておきましょう。
大きな家具などの出し入れは、誤ってぶつける可能性もある為、自宅から出し入れできる宅配型をおすすめします。
宅配型は段ボールであずけるんでしょ?
と認識されていらっしゃるかもしれませんが、AZUKELはスペースプランがあります。
たとえば、スペースプランで1畳借りたとすると、その範囲であれば、預けるモノのサイズは自由。
自宅から集荷もお届けもしてくれるので、誤って腰を痛めることもありません。
AZUKELの公式サイトはこちらから
宅配型を利用したことのない方はこちらの記事をお読みください。
▶【2025年】宅配型トランクルームの料金比較と選び方徹底ガイド
鍵を返却して精算完了
荷物をすべて搬出した後は、鍵やセキュリティカードを返却し、利用料の精算を行います。
鍵の返却方法は郵送か現地での直接返却の2種類があり、万が一鍵を紛失した場合は再発行や交換の費用が発生します(金額はサービスによって異なります)。
ただし、鍵の返却に関しては次のようなトラブルも報告されています。
- 郵送したが到着確認が取れず、延長料金を請求された
- 現地返却時に受領確認を取られず、返却が完了していないと言われた
こうしたリスクを避けるため、郵送時は配達記録が残る方法を選び、現地返却では必ず受領確認を取ることが大切です。
また、契約時に保証金を支払っている場合は、原状回復費用や未払い料金を差し引いたうえで返金されます。
さらに、日割り利用料の設定があるサービスでは利用日数分が返金対象となり、設定がない場合は月単位での精算となります。
解約時にかかる費用のめやす

トランクルームには解約時にかかる費用をあらかじめ把握しておくことで、予想外の出費を防ぐことができます。
解約時にかかる費用一覧
- 解約手数料・退去費用:賃金料金の0.5〜1ヶ月分
- クリーニング費用:約3,000円~8,000円
- 鍵交換費用:鍵を破損した場合5,000円前後
- 原状回復費用:室内や設備が破損した場合の修繕費
- 最短利用期間以下での利用:最短利用期間が3か月ならそれ以前は
- 遅延料・遅延損害金:翌月分利用料金が請求されることが多い。
最短利用期間を満たさないと違約金が発生
トランクルームには、多くの場合「最短利用期間」が設定されています。
これは、契約開始から最低でもこの期間は利用してくださいというルールです。
これは、サービス提供側が短期間の利用だけでは採算が取れないからです。
たとえば、「3か月以上利用」が条件のサービスを1か月で解約した場合、残り2か月分の利用料が違約金として請求されます。
つまり「短期の料金」につられて契約すると、かえって高くつく可能性があるのです。
契約前には以下を必ずチェックしておきましょう。
- 最短利用期間があるかどうか
- 違約金の計算方法(残りの利用料を支払うのか、固定額なのか)
- 日割り解約の可否(月途中で解約できるかどうか)
トランクルームは荷物の一時保管として便利ですが、最短利用期間や違約金の存在を知らないまま契約すると損をしてしまいます。
契約前に条件をしっかり確認することで、無駄な費用を払わずに安心して利用できますよ。
短期利用なら宅配型が便利です。料金も安く始められるためトランクルームを試したい方にはピッタリです。
宅配型についてはこちらの記事をご覧ください。
▶【2025年】宅配型トランクルームの料金比較と選び方徹底ガイド
解約手数料が必要なサービスもある
一部のトランクルームでは、最短利用期間を過ぎてから解約しても 「解約手数料」 が発生するケースがあります。
- 解約月の基本料金とは別に、数千円程度の事務手数料が必要になることもある
- 「解約連絡は1か月前まで」と定められている場合があり、連絡が遅れると翌月分も請求される
つまり、最短利用期間を満たしても追加の費用の可能性があるのです。
- 最短利用期間を満たさずに解約
- → 残り期間分の利用料を違約金として支払い
- 最短利用期間を満たして解約
- → 「解約手数料」や「事務手数料」が別途発生
- 解約連絡が遅れた場合
- → 翌月分の利用料が丸ごと請求される
トランクルームを安心して利用するには、「最短利用期間」と「解約手数料」の両方を事前に把握することが必須です。
ちょっとした条件の違いで数千円~数万円の差が出ることもあるので、契約前に必ず公式ページや約款を確認しておきましょう。
▶「トランクルーム初期費用込みの料金比較」総額・条件をスッキリ比較!
日割り精算できない場合は「月末まで」支払い
このように日割り料金の設定をしているサービスはごくわずかです。
トランクルームは月単位で契約・管理するケースが多く、途中解約に対応していません。
たとえば「15日に解約手続き完了」した場合でも、月末までの利用料(1か月分)が請求されてしまいます。
トランクルームにちょっとだけ預けたいと思っていても、日割り精算ができないと月末まで料金を払う必要があります。
契約前に「最短利用期間」「解約手数料」「日割り精算の有無」を確認することで、
余計な出費を避けて安心して利用できますよ。
短期利用したい方はこちらを参考にしてください。
▶《一時保管で引っ越しがラクに!》ファミリー向け短期トランクルーム料金解説
解約トラブル|Q&A

Q1. トランクルームの解約理由で多いのは?
トランクルームの主な解約理由は
- 引越しのタイミング
- 家族が転勤
- 費用が高い ▶タイプ別で料金相場を知る
- 利用目的がなくなった
- 引っ越し荷物を一時的に預けていた。
- 季節家電や衣替えの衣類をしまっていたが処分した。
- 趣味の道具(キャンプ・楽器・スポーツ用品)を使わなくなった
- 事業や副業で保管していた在庫が整理された
- 親の遺品整理や一時保管が終わった時
トランクルームは一時的に利用しても便利です。
その際は初期費用と最低利用期間を確認しておきましょう。
▶「トランクルーム初期費用込みの料金比較」総額・条件をスッキリ比較!
Q2. 契約時にチェックすべき項目は?
「思った以上の総額になって困った」とならないように、契約時前に以下の項目をチェックしておきましょう。
- 月額料金の相場
- 初期費用の内訳
- 追加費用の注意点
- よくある料金トラブルと回避策
- 主要トランクルーム業者の料金比較
Q3. 最低利用期間より前に解約したらどうなる?
最低利用期間は「3ヶ月」や「6ヶ月」とサービスによって様々です。
以下のケースにならないように契約前にチェックしておきましょう。
- 違約金(解約手数料)を請求される
- キャンペーン割引が無効になる
- 日割り精算はできない場合もある
Q4. 月の途中で解約した場合の日割り計算は?
サービスにより可能な場合もある。
Q5. 原状回復が不十分で清掃費を請求されるケース
トランクルームの現状回復は、通常使用での自然な劣化については必要ありません。
ただし、解約前に以下を確認しておきましょう。
- 著しい汚れ・損傷はないか?(例:カビ放置、タバコのヤニ、油汚れ、壁のキズなど)
- 契約で退去時に清掃費用を負担すると記載されてないか
もし、部屋を破損をしてしまった場合は、あらかじめサービス側に相談しておきましょう
Q6. 契約者死亡時の解約はどうする?
トランクルーム契約者が死亡しても契約は自動的に終了せずに、契約上の権利や義務は相続人に引き継がれます。
あらかじめ借りていることを身の回りの方に伝えておきましょう。
解約前にやることチェックリスト

トランクルームといえどやっていることは賃貸と同じ。解約時は「思ったよりやることが多い」のが実情です。
解約前にこの5つを意識しておけば、余計な費用やトラブルを防ぎ、スムーズに解約できます。
✅ 「解約申請期限」をチェック
多くのサービスでは解約の申請期限のがあります。
期限を過ぎると翌月分も請求されるので、 契約時または解約する予定が決まった時点で「解約申請期限」をチェックしておきましょう。
✅ 荷物搬出を忘れたときの延長料金
解約日までに荷物をすべて搬出するのは当たり前ではありますが、荷物が多かったり期限ギリギリになることもあるかもしれません。
解約日に間に合わない場合は、「1ヶ月分の延長料金」「日割りで通常の月額料金以上」「または違約金」という条件が多いです。
1日あたり500円〜1,000円程度、または月額をそのまま請求(5,000円〜2万円程度まで)など会社によるかなりの差があります
荷物が多い場合は、以下のような搬出スケジュールを立ててみてはいかがでしょうか。
日付 | 作業内容 | ✅チェック |
---|---|---|
5週間 | 段ボール・資材の手配 | □ |
3週間 | 最初の仕分け・梱包 | □ |
1週間前 | 搬出計画・必要な人員の確認 | □ |
搬出前日 | 全荷物の最終チェック | □ |
搬出当日 | 荷物搬出・現場立ち会い | □ |
搬出後 | 清掃・鍵返却 | □ |
✅ 原状回復の基本ルール
トランクルームは「借りたときの状態に戻す」のが基本ルール。
借りたときの状態に戻すとは、「借りたときと全く同じ状態に戻す」という意味ではありません。
経年劣化・日焼け・小さな擦れなどはそのままでも大丈夫。
反対に「荷物をこすって壁や床に大きなキズや穴をあけてしまった」「飲み物をこぼして、シミやカビになった」ケースでは修繕費を負担しなければなりません。
ですが、「メンテナンス費」や「クリーニング費」として初期費用として支払っている場合もあるので約款をチェックしておきましょう。
☞賃貸アパートなどと同じように、あらかじめ写真を撮っておくのも〇
✅ 鍵返却の方法
鍵やセキュリティカードを返却しないと「鍵交換費用」や「再発行料」がかかる場合があります。
返却は郵送か、現地で直接返却か、鍵を変えるため返却不要のケースもあります。
返却前に必ずチェックしておきましょう。
まとめ|トランクルーム契約前に解約費用をチェック!

トランクルームは契約する時だけでなく「解約時」にも意外な落とし穴があります。
「最短利用期間を満たさなかったため違約金がかかった」「日割り精算できず、丸ごと1か月分を払うことになった」など、想定外の出費で後悔する人も少なくありません。
契約前に確認すべき 以下のポイント を改めて押さえておきましょう。
- 最短利用期間
- トランクルーム解約の流れ
- 解約にかかる費用の目安
- 解約時のトラブル
これらはサービスごとに条件が違うため、必ず「契約前」か「解約予定が決まった時点」で確認しておくことが大切です。
契約時に「解約条件」まで確認しておくと、引越しやライフイベントに合わせた計画的な利用ができます。
これから契約を検討している方も、すでに契約している方も、ぜひこの記事のチェックリストを参考にして、トランクルームを利用してくださいね。
ではまた
トランクルーム解約について学んだら⇩
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